FAQ

携帯電話機を割賦購入した場合に、通信費と割賦払金が同時請求されますが、この場合の処理方法を教えてください

携帯電話機を割賦購入し、請求書に通信費と、割賦払金が請求される場合の処理方法については、
法人契約と個人契約の2つの場合で処理方法が異なります。

(法人契約の場合)
購入時に、取引先を2つに分けてマスター設定します。
・ソフトバンク(携帯電話機用)
・ソフトバンク(通信費用)

購買管理の仕入・経費明細にて、携帯電話機代と通信費が発生した月に以下の例のように計上します。
発生日, 取引先名, 原因, 税込発生額
・x/x/x, ソフトバンク(携帯電話機用), 消耗品費(10万円以上であれば、工具器具備品), 52,500円
・x/x/x, ソフトバンク(通信費用), 通信費, 5,000円

翌月に携帯電話機の割賦払いとして2,000円、通信費として5,000円支払ったときに、購買管理の支払・消込明細にて、以下の例のように消込を行います。
支払日, 摘要, 支払額, 消込額, 消込先
・x/x/x, ソフトバンク, 7,000, 2,000, ソフトバンク(携帯電話機用)
                   5,000, ソフトバンク(通信費用)

このように処理することで、購買管理の残高一覧表で確認したときに、以下のようになり、携帯電話機代と通信費代を分けて残高管理することができます。
取引先名, 買掛金/未払金残高
ソフトバンク(携帯電話機用), 50,500円
ソフトバンク(通信費用), 0円

(個人契約の場合)
個人が契約時に、携帯電話機を購入しているため、携帯電話機の全額一活を経費精算で会社に請求します。後日、毎月の割賦払いで個人とキャリアとの間で返済していきます。通信費は毎月発生額を会社に経費精算で請求します。したがって、具体的には以下の例のように処理します。

購入月の経費精算で、以下を計上します。
これにより、会社から先に携帯電話機代を全額受け取ることになります。
・携帯電話機, 52,500円
・通信費, 5,000円

翌月以降は、請求書に記載されている通信費5,000円と割賦払金額2,000円のうち、通信費のみを経費精算します。割賦払金額2,000円は、先月会社から受け取った52,500円から充当されることになります。
・通信費, 5,000円

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