銀行は社会インフラとして明細APIを公開すべき
現状、経済取引では、銀行決済が主流です。
しかし、金融機関の勘定システムのアーキテクチャが古いせいで、セキュリティレベルを変えたWEBサービスを容易に作ることができないのでしょう。
銀行データの取得が企業の業務プロセス上、ボトルネックになっています。
無理やり銀行のオンラインサービスにログインしてデータ取得するサービスがありますが、銀行のセキュリティポリシー上は歓迎されないことですし、わざわざセキュリティのリスクをとることになるので、通常の企業では利用は難しいです。
民間がこのような苦労をしなくてもよいように、銀行はセキュリティレベルに応じてWEBサービスを提供してもらいたいものです。
銀行は営利企業でもありますが、公共性も求められる社会インフラです。
まずは、明細取得のAPIだけでもセキュリティレベルが低くて済みますので、通常の認証と分けて提供してもらいたいです。
差別化にもなると思いますし、個人的には、そのオープンな姿勢の銀行は、好きになりそうです。
ご検討ください!
ツバイソ株式会社
代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)
公認会計士、税理士
広島生まれ、福岡育ち。中学生の頃からパソコン、プログラミングが好きで、N88-BASICやマシン語に親しむ。大学、大学院では、AI関連技術のニューラルネットワーク、ファジィシステムとともに遺伝的アルゴリズムの改善研究をC言語で行う。
1999年、修士(芸術工学)。日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞「単峰性関数当てはめによるGA(遺伝的アルゴリズム)収束高速化」
インターネットベンチャーを立ち上げるべく、経営の勉強のために公認会計士を取得(公認会計士二次試験2000年合格、登録番号19193)。監査法人トーマツ(Deloitte)を経て、2006年にブルドッグウォータ株式会社の創業、事業開始。
2015年、同社よりRobotERPツバイソ事業を会社分割し、ツバイソ株式会社を設立。