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これからのコンサル。手を動かさないコンサルへ回帰

企業経営をしているとコンサルティングを受ける場合、する場合があります。
私も、ためになるコンサル、費用対効果の悪いコンサル、色々受けてきました。
その中で、自分のコンサルというものへの考え方も変わってきました。
そして、最近、こういうコンサルの仕方がいいね、というものがまとまってきて、理由も自分なりに整理されてきました。

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2種類のコンサル

コンサルは、

1.手を動かすコンサル

2.手を動かさないコンサル

の二つに分けられると思います。

最近は、「手を動かすコンサル」が多いですね。
プロジェクトマネジメント、資料作成、すぐに使えるツールや成果物の制作まで、上流から下流まで、幅広く作業してくれます。
依頼者はおんぶにだっこで、楽ちんですが、本人意識が希薄になりがちです。

コンサルは本来「手を動かさないコンサル」だったと思います。上流の知識、アイディア、ノウハウを使って、プランニングのサポートが本来の仕事でしょう。
あくまで、主体は依頼者で、コンサルを使いこなせるかどうかも依頼者の能力次第。
プロジェクトが失敗しても、当然、主体は自分だという自負があるので、コンサルの選定ミス、マネジメントミスも自分で責任を取ります。

手を動かすコンサルがなぜ増えたか?

コンサルは、本来、特殊な専門知識、ノウハウ、経験を持った個人によってなされるものです。

コンサル事業の規模拡大を目指すと、専門知識、ノウハウ、経験がない従業員ができる仕事を作らなければなりません。また、実務を通して教育していく必要があります。

したがって、下流の業務を代行するコンサルへの移行することになります。

また、上流を押さえているため、下流の代行レベルの仕事でも上流とワンストップという付加価値で、通常の下流業務よりも高めの費用を請求することができます。

手を動かすコンサルが手を動かさないコンサルタントの価値を下げる

最近は、手とり足とり、下流の作業代行までやってくれるコンサルが一般的になったため、手を動かさないコンサルタントの価値が下がっているように思います。

正確には、価値自体は変わらないのですが、ユーザーに価値を届けにくくなっていると思います。

手を動かさなくても価値を出せるのに、「目に見える具体的な成果物」が求められると、下流の仕事が増えてしまいます。安易に受けることができなくなりますし、仕事が矮小化してしまいます。

ユーザーは競争優位のチャンス

このような現状があるので、ユーザーが、上流の手を動かさないコンサルの価値と下流の代行レベルの価値をうまく使い分ける能力を持ては、ワンストップ代行コンサルを使っている他社に比べて競争力を持つことができます。

代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)

ツバイソ株式会社

公認会計士、税理士

広島生まれ、福岡育ち。中学生の頃からパソコン、プログラミングが好きで、N88-BASICやマシン語に親しむ。大学、大学院では、遺伝的アルゴリズムの改善研究をC言語で行う。 1999年、修士(芸術工学)。日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞「単峰性関数当てはめによるGA(遺伝的アルゴリズム)収束高速化」
インターネットベンチャーを立ち上げるべく、経営の勉強のために公認会計士を取得(公認会計士二次試験2000年合格、登録番号19193)。監査法人トーマツ(Deloitte)を経て、2004年にブルドッグウォータ株式会社を創業、経営。 2015年、同社よりツバイソ事業を会社分割し、ツバイソ株式会社を設立。

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