千葉・金谷「まるも」へ開発合宿に行ってきました
ツバイソ社プログラマの佐野です。
初めての開発合宿に行ってきましたのでご報告です。
8/30,31と、台風の猛威をかいくぐり、千葉県富津市金谷のコミュニティスペースまるもへ行ってきました。
総評の方で詳しく書きますが、1泊2日ではやはり短かったです。もっと長くして、何かイベントもやりたかったかな、と思います。
また、合宿で取り組む仕事の内容にも、向き不向きがありそうでした。今回はちょっと、不向きな方だったかも。。。
8/30 (初日)
7:45 集合
初日、朝早めに会社の最寄り駅に集まり、レンタカーを借りて乗り込みました。
予定ではフェリーを使ってゆったりと向かうつもりだったのですが、台風を警戒して東京湾の横断はアクアラインを利用することになりました。
9:00 海ほたるで休憩
海ほたるはアクアラインの中間あたりにある人工島のPAです。
映画「シン・ゴジラ」でゴジラが出没する場所ということで、シン・ゴジラの実物大足跡などキャンペーンをやっていました。私は映画を観ていませんが、ご覧になった方はより楽しめるのではないでしょうか。
ちなみに平日の朝で、台風も噂される中だったので、だいぶ空いていました。
10:30 金谷に到着
フェリーを中止した影響もあり、予定よりずいぶん早く到着しました。
昼食にはちょっと早いということで、海に行ってみました。
12:00 コミュニティスペースまるもで仕事
金谷の食堂で昼食を済ませ、「まるも」に到着。
広い貸切スペースで集中して作業に取り組みました。
いつものオフィスに鳴り響く電話のコール音も、ここまでは届きません。
18:00 かぢや旅館にチェックイン
まるもから徒歩1分くらいのところにあるかじや旅館
安政元年(1854年)創業という老舗です。安政の大獄(安政5年-6年)よりも前からあるわけです。
18:10 夕食
部屋に荷物を置いて夕食に出ました。
保田まで足を伸ばして、住吉飯店で中華料理を食べました。
21:00 作業再開
宿に戻り、ひとっ風呂浴びてさっぱりしたところで「まるも」に戻り、作業再開です。
結局この日は、合間に備え付けの卓球をやったりしながら、深夜1時くらいまで作業していました。
こんな真夜中に卓球をやったのは生まれて初めてですが、後にも先にもこの時だけでしょう。
8/31 (2日目)
9:00 作業開始
「まるも」に集合し、作業開始です。
ペアプログラミングで、作業効率を高めます。
リモート勢もスカイプで参加しました。
12:00 昼食
お昼は近くの「味はな」という食堂に行きました。
海藻とろろラーメンが有名なお店です。
とろろと言っても山芋をすりおろしたものではなく、「海藻とろろ」で1単語。「かじめ(あらめ)」のことだそうです。
13:00 作業再開
ラストスパート。14:30くらいで終わる予定でしたが、結局16:00くらいまで作業していました。
16:30 道の駅・保田小学校で休憩
保田小学校。「小学校」と付いていますが、道の駅です。
創立126年の保田小学校は2014年に役目を終え、跡地が道の駅として生まれ変わったとのこと。
その後は来た時と同じルートで、軽い渋滞に巻き込まれながら幡ヶ谷に帰り着き、解散しました。
総評
初めての試みとして、とりあえずやってみよう、から始まった合宿企画でした。
以下、ちょっと思ったことを書き連ねてみます。
1泊2日では時間が少ない
1泊2日としましたが、時間が少ないと感じました。
初日と最終日はどうしても移動や支度などに時間を使ってしまいます。
2泊か3泊くらいして、集中して作業に取り組めば、結構大きなことができるような気がします。
イベントも充実させておきたい
今回はイベントらしいイベントはありませんでした。
2,3泊ほどするとなれば、イベントもいろいろ企画できそうです。
例えば、社内コードコンテストとか、設計思想についての議論、技術書の読書会といった技術的なもの。
いつものオフィスでやるよりものびのびとできるのではないでしょうか。
作業の合間の気分転換としても効果的だと思います。
次回は、こうした技術力向上に繋がる活動もやってみたいです。
合宿の開発内容は創造的なものを
今回の作業内容はやや創造性には乏しく、ネットで調べながら解決方法を探るような、調査的な作業でした。こういう仕事はあまり合宿向きではないのでは?と思います。
なぜなら、設計やコーディングを自分たちで考えることがほとんどないからです。
こういった作業は普段でもできますし、環境によってある程度の集中力の差は出るものの、もっと合宿ならではの開発がありそうだと感じました。
普段はときどきペア・プロするくらいで、それぞれ異なるタスクをやっていることが多いです。今回のようなタスクもあります。
合宿では、全員が共通の課題に取り組み、活発な議論をしながら取り組むのが良いかと思いました。
それをするだけの時間があり、大きなテーマに臨むのに適していると感じたからです。
合宿は、空気の良い自然環境で、頭をすっきりさせて仕事に取り組める機会です。
創造的で、あれこれと考えたり活発に話し合ったりして意見を出し合えるようなものが良いと思います。
ツバイソ株式会社
プログラマ 佐野 恭平(サノ キョウヘイ)
1986年生まれ。静岡県富士市出身。
元・組込み開発のC言語エンジニア。
現在はツバイソ社でRuby on Railsプログラマとして開発に携わっている。