IT導入補助金にITツールがさらに追加に!?二次公募は3月開始予定。
2月10日、IT導入支援事業者の二次公募がスタートし、予算執行状況次第とされている本補助金の二次公募の開始が具現化してきました。
IT導入支援事業者とは、本補助金において、IT製品やサービスを利用者に販売、導入サポートを行う事業者で、事務局が事前にヒアリング等により選定したITベンダー等のことを言います。
当社もIT導入支援事業者であり、ツバイソERPは当社の登録ITツールです。
ミラサポ総研によると、これまで約660のIT導入支援事業者が提供する、生産性の向上に寄与すると判断した約3,000のITツールが登録されているとのことでしたが、今回の追加公募により、新たに多くのITツールが登録されることが期待されます。
これに伴い、本補助金は3月中に二次公募を募集開始する見込みとなりました。
一次公募は現在受付中。2月28日(火)17時が締め切りです。
今後は採択率が下がる?
初回の採択結果もまだわからない現状で予測することは難しいですが、二次公募以降は、本補助金の周知が進み、さらに人気が高まることが予想されます。
ものづくり補助金等の事例を踏まえると、応募者の増加に従い、採択率が下がる可能性は否定できません。
二次公募が開始される見込みではありますが、現在既に応募を検討中の方は、可能な限り一次公募中に応募されるのが良いのではないでしょうか。
経営課題を解決する生産性向上ITツールを探すには
「IT導入補助金」ホームページの【検索】IT導入支援事業者から、自社に最適なツールを探してほしいとのことですが、正直言ってあまり使い勝手が良いとは思えません。
例えば、「聞いたことがあるITツール」「過去に課題解決の候補として検討に挙がったが予算都合で見送ったITツール」などが、今回の補助金対象となっているのかどうかツール名称から検索したいと思うのは、私だけでしょうか。
しかし、このIT導入支援事業者検索も、良さがないわけではありません。【営業エリア(事業を展開している地域:事業所在地)×業種×業務機能範囲(解題や改善したい業務)】で検索して絞り込み、検討候補がどの程度あるのか、未知のITツールを含めて知ることができるのは有意義でしょう。
また、自社の課題に対応するITツールが何なのか、広く相談相手となってくれる専門家機能を持つIT導入支援事業者が見つかるかもしれません。
ITツールに馴染みのない方には、中小企業庁が主催するプラスITフェア(参加費無料)への参加も、ツールを発見する良い機会になるのではないでしょうか。
3/3ベルサール日本橋の東京会場へは、当社のツバイソERPも出展いたしますので、ぜひお越し下さい。
ツバイソ株式会社
取締役 地主 晋弥(ジヌシ シンヤ)
1977年生まれ。秋田県出身。
国立理系大学を卒業後、技術系の職種を経て、ITと会計への関心を持ちつつ、
経営全般に携わる仕事を求めブルドッグウォータ株式会社に入社。2012年10月より同社マネージャ。
累計100社超の顧問先の経営サポート、経営コンサルティングに従事。2015年、ツバイソ株式会社取締役就任。
「仕事は楽しく」がモットー。
中小企業の経営のあり方を見つめ直し、最新のテクノロジーと経営メソドロジーにより「楽しゴトをする社会」の実現に取り組む。