APIでツバイソERPをカスタマイズ。「kintoneで採用プロセスを最適化」
ツバイソは拡張性の高いERPで、APIにより外部サービスとの連携が可能です。 外部サービスと組み合わせることで、会社固有の業務プロセスに合わせた、さらに利便性の高い基幹システムに成長させることができます。
以前、人事管理にkintoneアプリを開発した事例をご紹介しました。 今回は、さらに採用活動にkintoneを活用した事例として、弊社のグループ企業に導入した事例をご紹介します。
導入企業規模・業種
- 社員数:25名
- 業種:IT・ビジネスコンサル、BPO
開発背景と目的
基本的には、人事管理アプリの開発のときと同様、属人化しがちな、スプレッドシート管理からの脱却です。
なんとアプリ開発時間は15分。
たったそれだけの時間で、素晴らしい業務アプリの完成です。
事例概要・機能
下記は、実際に開発した採用管理アプリの概要です。
1. 概要・システム構成
- ツバイソとのAPI連携で社員マスタを同期し、マスタ情報の再利用が可能に。
- 連絡担当者、面接官(一次、二次、最終など)を社員マスタから選択できます。
2. ダッシュボード(リスト)
- 選考中、要連絡、連絡待ち、合格者などのステータスに応じた一覧を用意。TODO管理ができ、対応漏れを防ぐことができます。
3. リマインドメール通知
- 連絡予定日にリマインドメールを設定できます。
4. 管理項目
- 連絡先、履歴書・職務経歴書などのファイル、学歴、応募職種、募集広告媒体、面接フェーズ、評価コメントなどが管理できます。
5. 簡易ワークフロー(担当役員への申請→決裁)
- 部門責任者による所属社員の採用評価コメントは、連絡担当者には閲覧できないように制限。決裁のため担当役員だけに共有可能に。
- 申請すると担当役員にメール通知。
- 承認もアプリ内で管理できます。
6. セキュリティ
- kintoneなら細かなユーザアクセス権限を設定できるため、デリケートな個人情報を扱うアプリも安心です。
以上のように、アプリの運用により、エクセル等のスプレッドシート管理では難しい、様々なメリットが得られるようになりました。
汎用システムとうまく融合して会社専用ERPを
kintoneは、拡張性がとても高いこと、そしてGUIベースで開発が簡単なことが特徴です。 汎用システムとうまく連携させて、会社専用ERPを構築に活用されてはいかがでしょうか。
ツバイソ株式会社
取締役 地主 晋弥(ジヌシ シンヤ)
1977年生まれ。秋田県出身。
国立理系大学を卒業後、技術系の職種を経て、ITと会計への関心を持ちつつ、
経営全般に携わる仕事を求めブルドッグウォータ株式会社に入社。2012年10月より同社マネージャ。
累計100社超の顧問先の経営サポート、経営コンサルティングに従事。2015年、ツバイソ株式会社取締役就任。
「仕事は楽しく」がモットー。
中小企業の経営のあり方を見つめ直し、最新のテクノロジーと経営メソドロジーにより「楽しゴトをする社会」の実現に取り組む。