インターンブログ【業務アプリケーション構築(ナワ編vol.2)】|ブルドッグウォータ
こんにちは。ブルドッグウォータOBのナワです。
今回は、私が実際に体験した業務の一つを振り返ります。
テスト業務について
私が担当する機会が多かった業務の一つが、テスト業務です。
主に、グループ企業のツバイソ株式会社が提供している基幹業務システム「ツバイソPSA」に関わるテストを行いました。
「ツバイソPSA」は、お客様により良いサービスを提供するため、定期的にバージョンアップを行っています。
私は、バージョンアップ後に各種機能が問題なく動作するかを確認するテストを担当しました。
この業務を通して、主に以下の2つのことを学びました。
学び1: システムに関する知識
前回も少し触れましたが、文系出身でIT業界も未経験だったため、業務を開始したばかりのころは、「ワークフロー」や「オブジェクト」など専門用語は、ほとんど理解ができませんでした。
また、経営学を学んでいなかったため、社内や会社間でどのような業務が行われているのかという知識もありませんでした。
そこで、まずは、SalesforceのTrailheadという学習ツールを使い、Salesforceの機能を学びました。
さらに、「ツバイソPSA」のチュートリアル記事に沿って操作を一通り試すことや、社内で研修用に用意されている理解度テストを繰り返し実施することで、システムの全体像を学習してからテスト業務を担当しました。
ITの専門用語やSalesforceに関して、まだまだ分からない部分はありますが、作業を通じて様々な知識を習得することができました。
学生のうちに、一般的な業務の流れとITに関することを学ぶことができたのは、将来役に立つと感じています。

学び2: 確実に作業を進める重要性
システム開発について学習を進めていく中で、テスト業務の重要性に気づきました。
システム開発で最も注目されるのは開発業務そのものかもしれません。
しかし、テスト業務は、システムの最終的な品質保証を行う上で、重要な役割を担っています。
テスト工程で、製品に潜む欠陥を見逃し、そのままリリースしてしまった場合、お客様に大きな損害を与えてしまう可能性があります。
そのため、一つ一つの操作や画面遷移を入念に確認し、仕様書通りに動作するか、予期せぬエラーが発生しないか、あらゆる可能性を考慮して検証しなければなりません。
実際にシステム開発直後のテストを担当した際、開発段階では見過ごされていた作業漏れを発見し、私のテスト結果の報告が開発手順の課題を改善するきっかけとなったことがありました。
どんなアルバイトでも、一つ一つの作業を確実に、そして正確に行うことは重要です。
しかし、特にシステム開発の流れの中で行うテスト業務は、お客様に直接影響を与える可能性が高く、責任感を伴う業務であるからこそ、この学びを強く実感することができたのだと感じています。