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ツバイソ導入事例 特別対談「プログレスに学ぶ生産性向上 Vol.6」

野良犬

菊田:世界に対する主体性を持つと働き方がだいぶ変わります。 例えるのなら、人間ってみんな野良犬なのです。 野良犬は飼い犬とは違い、主体性をもちながら、必要に応じてルールに従います。

印具:それなのに、みんな自分のことを飼い犬だと思っている。

菊田:そうです。飼い犬という認識を無くして、野良犬としてルールに従っている感覚が良いと思います。嫌なら辞めてもどこでも生きていけるという自信を持てばよい。

印具:なるほど。その例え面白いですね。言葉としては思っていませんでしたが、感覚的には共感できます。
多くの人は、大学を出ていい会社に入って社会や常識というルールに従わなければならないと思っている。本当は、「野良犬」がベースで、ルールは自分で選択しているんだと考えてみたら?ということですね。

菊田:そうです。自分で選んだのであれば、仕事に365日頭を使っても楽しい。自分はやりたいことやっていて、そこに価値を見出し得ている、信じている。だから、働くということがつらいということになるはずがありません。

印具:「経営って大変だね」と言われても、そんなこと思ってませんからね。

ビジョナリーカンパニー

"ビジョナリーカンパニー"(ジム・コリンズ 著)

菊田:ビジョナリーカンパニーという本を読んだのですが、ちょっと共感できないところがあって、グレートカンパニーと呼ばれる企業でも、社長が交代することで変わっていくと思います。永続的に同様の色を保持する会社が存在することは難しいと思います。
つまり、社長の生きざまが会社をデザインすると思います。だから、世の中の為になにかできたらいいなという感覚を僕は持っていたいです。

印具:理論上は、会社と社長は別物とされていますが、実際は無理がありますよね。

菊田:経営というのは、創作活動をしている感覚です。自分の哲学と持てる技術を使って0から1を生み出していきます。

印具:みなさんがこの感覚をもてると仕事を楽しめるでしょうね。

菊田:そうです。大学出て大企業に入り、家庭を持って、一軒家を建てて、終わりに向かうというエスカレーターなんて存在しないのに、どうしても敷いてしまいます。印具さんなんて、会計士っぽくないですもんね。野良会計士だ笑

印具:笑

菊田:会計士の業界でも変わっているって言われませんか?

印具:言われます。やってる仕事も会計士としては変わってますしね。小さいことですが、日本公認会計士協会東京会渋谷会のウェブサイトでも、カジュアルな服で写真に写ったのですが、一部の方から会計士らしくないと問題視もあったようです。普段着なので、渋谷っぽいということですみませんと謝っておきましたが。 失礼はダメですし、仕事の質や実績で許される範囲も変わります。そのあたりの線引きは自分で決めるようにしてます。

菊田:自然に振る舞って、責任を果たしていれば問題ないですよね。

印具:自然と言えば、菊田さんは葉山にお住まいですよね?

菊田:はい。東京に住んでいるころは、なんだか体調が悪いことが多くて、理由がわからなかったですね。そこで、自然のリズムを感じることで癒されたくて引っ越しました。

印具:どうですか?

菊田:よいですね。体調ももちろん良いですし、やっぱり人は自然の中で生活するのが一番かもしれません。

印具:私は自転車に乗るのが趣味なのですが、山道を走っていると自分が部外者に感じます。
ロードバイクなので、アスファルト舗装がされている道にいくのですが、車が通らないような林道で、道以外は自然のまま。 転げ落ちたら、誰も通らなくて死ぬかもしれないと思うときもあります。
アスファルトに人間のコントロールも感じながら、自然に包まれている感覚が好きです。

菊田:いいですね。僕もトライアスロンやっているのでぜひ、自転車を教えてください。

印具:はい。ぜひ。とても面白く共感できるお話でした。本日はありがとうございました。

菊田:ありがとうございました。

アスファルトに人間のコントロールも感じながら、自然に包まれている感覚

アスファルトに人間のコントロールも感じながら、自然に包まれている感覚

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株式会社 プログレス 代表取締役社長 CEO 菊田 寛康

株式会社プログレス
代表取締役社長 CEO 菊田 寛康(キクダ ヒロヤス)

中学校卒業後、高校へ進学せずに働き始める。10種程度の職種を経験。その後、不動産販売会社に入社。営業として経験を積む。その後は、携帯電話の販売店を主力事業に、自身で商売を始める。再度、不動産販売の営業職、飲食店の経営の経験を経て、2007年8月当社設立。代表取締役に就任。

株式会社プログレスウェブサイト

代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)

ツバイソ株式会社
代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)

1975年生まれ。広島と福岡で育つ。中学生の頃からパソコン、プログラミングが好きで、N88-BASICやマシン語に親しむ。大学、大学院では、遺伝的アルゴリズムの改善研究をC言語で行う。 1999年、修士(芸術工学)。日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞(2004年度)「単峰性関数当てはめによるGA収束高速化」
インターネットベンチャーを立ち上げるべく、経営の勉強のために公認会計士を取得(公認会計士二次試験2000年合格、登録番号19193)。監査法人トーマツ(Deloitte)を経て、2004年にブルドッグウォータ株式会社を創業、経営。 2015年、同社よりツバイソ事業を会社分割し、ツバイソ株式会社を設立。

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