ツバイソ導入事例 特別対談「IT×専門性で輝く"人財"の未来 Vol.5」

導入事例 特別対談

ツバイソ導入事例 特別対談「IT×専門性で輝く"人財"の未来 Vol.5」

ツバイソ導入事例 特別対談「IT×専門性で輝く"人財"の未来 Vol.5」

ツバイソ導入事例 特別対談「IT×専門性で輝く"人財"の未来 Vol.5」

グループ連邦経営の魅力

印具:エンライズは専門性の高い業務を積極的に子会社化するという目標を掲げていますが、その考えはどのようにして生まれたのでしょうか?

吾郷:私は以前の会社ではずっとナンバー2の位置にいました。
自分がやりたいことを実現するのにはナンバー2では難しいことを経験しました。
エンライズを経営して感じたのは「事業や技術など、全てにおいて情熱が一番ある人がやったほうが会社は成長する」とうことです。

株式会社エンライズコーポレーション 代表取締役CEO 吾郷 克洋

印具:私も以前いたアカウンティングファームは国内で1万人にいましたので、働き手として「自分のやっていることが全体の中でどういう意味があるのかわからない」という思いがありました。
経営者の立場としては、スピーディに意思決定するために部門単位で権限と責任を持つミドルマネジメントに自律的にやってもらう必要があるけれども、やはりミドルマネジメントではモチベーション的に限界があるのでは?と思っていました。

吾郷:だったら、新たに会社を創ってやる気のある人財に任せたほうが良いと考えています。
それと、1人代表というのは孤独です。
子会社を作り、社長を生み出し、彼ら、彼女らと孤独さを共有し、経営論議をしながら酒を酌み交わしたいという夢があります。

ダンバー数の定式化 イメージ

印具ダンバー数の定式化という研究があって、そこから最適な組織の規模が見えてきます。
進化人類学という学問の中で、サルの大脳新皮質の大きさと群れの規模が比例するという研究です。
組織が大きくなるにつれ、社会構造の複雑さが増し、それに対応するために脳の大きさが進化したのが霊長類最大規模の社会生活を送る人間という考えです。
この法則にしたがうと、人間の場合は100人~200人程度が丁度良いそうです。
そう考えると、規模がある程度大きくなったら専門分野の子会社を立ち上げ、そこにやる気のある人材を経営者として立てるというのは合理的です。ゴアテックスで有名なWLゴア&アソシエイツ社もそういう考えで組織規模を一定以下にしているそうです。

吾郷:それに、規模もそうですが、お金って使える限界がありますからね。だったら、良い使い方をしてくれる人に使ってほしい。私は、自分の中で会社の規模や自身の利益にMAX値を作っています。これを作ることで、なにかを犠牲にしてまでお金儲けをすることを防いでいます。それに将来はまた違う興味がわいているかもしれませんしね。

地主:私たちは認知できる規模の組織で働くことが仕事を楽しめると思っていて、グループ連邦経営がその解決策だと考えています。ツバイソはエンライズが目指すようなグループ連邦経営に適したシステムを目指しています。

吾郷:その考えいいですね。ぜひ実現してください。

印具:エンライズは、数字を大切に、管理会計を活用したグループ経営を目指すという点でツバイソのコンセプトに合致しています。
また、このような管理会計の活用は、国際的な会計基準のトレンドにもマッチしています。

ツバイソ株式会社 取締役 地主 晋弥

吾郷:どういうトレンドなんですか?

印具IFRS(国際財務報告基準)という、国際会計基準審議会(IASB)によって設定される会計基準があります。
会計基準に基づく会計は財務会計(制度会計)といい、大雑把なものでした。しかし、近年はより経営の実態を把握しやすくするために財務会計が管理会計に近づいてきています。

吾郷:投資家からすると経営者がどういうセグメントで業績管理しているか、投資が収益に貢献したのか失敗したのかを知りたいと思いますが、そういうことがわかるのですね。

印具:そうです。そのためにはより精緻なマネジメントシステムが必要ですが、ITによって可能になってきました。
ITを専門分野に適用するとやれなかったことをやれるようになります。制約条件がはずれるとルールが変わり、イノベーションが起きます。
働き方を中心にイノベーションを起こす、それがツバイソの目指すところです。

吾郷:リアルタイムで数値を把握できて、状況判断がスムーズにできることが経営者にとってはとても重要なので、ぜひ、実現してほしいです。
同時に、エンライズとして、エンジニアをしっかりと評価できる仕組みを目指したいと思います。

印具:国内で共通化されたエンジニアの評価システムが運用されることに期待しています。
本日はありがとうございました。

左から、ツバイソ 地主 晋弥、ツバイソ 印具 毅雄、エンライズ 吾郷 克洋
株式会社エンライズコーポレーション 代表取締役CEO 吾郷 克洋

株式会社エンライズコーポレーション
代表取締役CEO 吾郷 克洋 (アゴウ カツヒロ)

1975年、広島県生まれ。1998年に大学を卒業後、ベンチャー企業に営業職として入社。担当チームを全国1位の業績に押し上げるなどの高実績を残す。2001年にIT会社の立ち上げに携わり、社長兼COOを務める。2012年にITインフラ技術に特化したエンジニアリングサービスを行う株式会社エンライズコーポレーションを創業し、代表取締役CEOに就任。2013年にITエンジニア専門の人財育成機関「エンライズアカデミー」を設立。現在は、"エンジニアの価値向上"をコンセプトに人財育成プラットフォームの開発に取り組んでいる。

株式会社エンライズコーポレーション ウェブサイト

ツバイソ株式会社 代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)

ツバイソ株式会社
代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)

1975年生まれ。広島と福岡で育つ。中学生の頃からパソコン、プログラミングが好きで、N88-BASICやマシン語に親しむ。大学、大学院では、遺伝的アルゴリズムの改善研究をC言語で行う。 1999年、修士(芸術工学)。日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞(2004年度)「単峰性関数当てはめによるGA収束高速化」
インターネットベンチャーを立ち上げるべく、経営の勉強のために公認会計士を取得(公認会計士二次試験2000年合格、登録番号19193)。監査法人トーマツ(Deloitte)を経て、2004年にブルドッグウォータ株式会社を創業、経営。
2015年、同社よりツバイソ事業を会社分割し、ツバイソ株式会社を設立。

ツバイソ株式会社 取締役 地主 晋弥(ジヌシ シンヤ)

ツバイソ株式会社
取締役 地主 晋弥(ジヌシ シンヤ)

1977年生まれ。秋田県出身。
国立理系大学を卒業後、技術系の職種を経て、ITと会計への関心を持ちつつ、経営全般に携わる仕事を求めツバイソ株式会社に入社。2012年10月より同社マネージャ。累計100社超の顧問先の経営サポート、経営コンサルティングに従事。2015年、ツバイソ株式会社取締役就任。
「仕事は楽しく」がモットー。中小企業の経営のあり方を見つめ直し、最新のテクノロジーと経営メソドロジーにより「楽しゴトをする社会」の実現に取り組む。

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