アルバイトブログ【BPOオペレーション(ワタナベ編vol.2)】|ブルドッグウォータ
こんにちは。ブルドッグウォータOBのワタナベです。
第二回目は、「業務の面白さ」を中心にお伝えしようと思います。
業務の面白さ
私が最も面白い点だと思っているのは、何といっても「クライアントの多様さ」です。
ブルドッグウォータは基本的にBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)という形で、他企業のバックオフィス業務の一端を担っています。
百社以上のクライアントの中には、様々な企業が存在します。例を挙げれば、最新技術を追求するベンチャー企業から、昔ながらの施工業、畜産業、さらには大規模な食品卸売業まで。地域も東京に限らず、南は沖縄から北は北海道まで存在します。
そうなると当然、求められる業務も多様です。「膨大な取引先をどのように管理したらよいだろう?」「クライアントが肉牛を飼っている!どう処理すべき?」......そんな事柄を、自分で調べ、社内で相談し、時には先方に問い合わせる。大変なことも多いですが、やりがいも大きく、楽しいです。
代表からのプロジェクト招集
特にやりがいを感じたのはある企業の借入金管理について代表から意見を求められたときのことです。
皆さんは金融機関からお金を借りたことがあるでしょうか?個人で借りる場合はせいぜい数万円から数十万円程度でしょう。
この企業は複数の金融機関から合計数億円規模の借入をしており、返済の管理がとても大変でした。
ブルドッグウォータではグループのツバイソ株式会社が開発するツバイソERPを利用しているのですが、これを有効活用して、もっと効率的に、借入先別に管理できる機能があるとうれしい。
そんな率直な気持ちを日報に書いてみたら、代表から「詳しく聞かせて」とメッセージが!
そこから新機能を活用した運用検討プロジェクトがスタートしました。
こうして、一学生アルバイトである私が会社の代表から意見を求められ、システムの設計に関わる案件に参加をさせてもらえたことは、ただただ嬉しくやりがいを感じました。
経理というとルーチンワークのような印象があるかもしれません。しかし、様々なクライアントと、様々な関わり方ができるBWのアルバイトは、むしろ普通のアルバイトよりも刺激的に感じています。
こんなデータまで!
多様で刺激的......という意味では、「給与計算」の業務を外すことはできません。
ブルドッグウォータでは、クライアント企業が役員・社員・パート社員に支払う給与の計算を行っています。「給与の計算」というのは具体的に言えば、給与からいくら税金・保険料などを控除する、立替経費をどのように精算する、などを求める仕事です。みなさんも給与明細などで、何やら数字がたくさん書かれているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。
私は入社してすぐ、あるクライアント(もちろん名前は出せませんが)の給与計算をすることになりました。なんとか計算を終えてみて、私は思いました。
「これ、ケタ間違えているんじゃないの?」
そのクライアントの給与は――非常に、非常に高額でした。しかし、計算しなおしてみても金額は変わりません。自分と十歳かそこらも変わらない人が、こんな金額をもらっているのか。いまだに毎月の給与計算のたびに、感嘆のため息が出ます。
給与計算の中では、所得税・保険料を差し引く瞬間もため息ポイントです。これはどのクライアントでも同じです。容赦なく削られていく支給額に、何だか物悲しいものを感じてしまいます。
他人の給与や、その金額が決まるプロセスは、普通に社会に出てもなかなか目にできるものではありません。もちろん、コンプライアンスがあるため他言はできませんが......自分の中で貴重な経験になるのと同時に、キャリアプランなどを考えるキッカケなどにもなりうるのかな、と思います。
今回はとにかく楽しかった、驚いたことについて書きました。次回は最終回ですので、ブルドッグウォータで得た経験や、それが活きた場面を紹介していこうと思います。
お読みいただきありがとうございました。