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インターンブログ【業務アプリケーション構築(安井編vol.2)】|ブルドッグウォータ

こんにちは。安井です。
今日は、私が実際に体験した業務の一つを振り返ります。

テスト作業における学び

まず私が行ったのは、グループ会社のツバイソが開発する「ツバイソPSA」のテスト作業でした。
「ツバイソPSA」とはクラウドベースのCRMであるSalesforceプラットフォーム上のアプリケーションで、 制作(製造)活動を伴う案件・プロジェクト単位で業務管理と管理会計が行える基幹業務システムです。
この業務を通して、主に以下の2つのことを学びました。

  • 自分の現状の課題点を見つけ、解決することの面白さ
  • 業務プロセスについて

自分の現状の課題点を見つけ、解決することの面白さ

私ははじめにTrailheadを使ってSalesforceの機能を学び、
さらにツバイソPSAのチュートリアル記事に沿って操作を一通り試すことでシステムの全体像を学習しました。
その後にツバイソPSAテスト作業に取り掛かりました。

テスト作業は、指示に沿ってシステム上で行える操作を一通り試す作業で、
そのテスト数は一度に100件以上になることもあるのですが、
ツバイソPSAを触り始めて間もない私は、システム自体に慣れる事や、
テストの指示内容を理解するのに手一杯でテストの進捗状況が良いとは言い切れない状態でした。

そこで、「今私は何をすべきなのか」について、自分なりに考えてみました。

確かにTrailheadで、Salesforceの初歩を学び、チュートリアルでツバイソPSAの概要を
捉えることが出来たものの、テキスト通りに操作を進めた感が否めず、
未だに「SalesforceやツバイソPSAの知識が自分のものになっていない」事に気が付きました。

知識を自分のものにするためには「インプットとアウトプット」が必要だと私は考えていたので、
インプットしたらアウトプットすることを心がけました。

例えば、テスト作業中に分からない部分が出てきたらTrailheadやチュートリアルを調べ、
「アプリケーションランチャー」「オブジェクト」「フェーズ」「レコード」など、
どのテスト指示にも出てくる単語をまずは理解することに充填を置き(インプット)、
その上でテスト用のシステム環境でとにかくシステムに触れて実践する(アウトプット)流れで
作業を進めました。

その結果、作業効率が上がり、残りのテスト数が減っていくペースが早まり、
初めの頃より格段にテスト作業の達成感と楽しさを感じる機会が増えて行きました。

手順のミスで項目を変更できないロック状態になってしまったり、
設定を行わないと使用できない電子取引や取引先メールの自動送信など、
テスト作業において「難しいな」と感じる場面は多々ありましたが、
その都度自分が理解できていない問題点を見つけ、そこを解決するために学び、
実際にそれをシステムで触って理解を深めるというサイクルを回しながらテスト作業を進めることで、
ツバイソPSAにもますます慣れ、問題を解決するスパンも短くなりました。

しばらくすると、タスクを指示いただいた社員の方に「早いね」とお褒めの言葉をいただくこともありました。

このような経験を通して、自分で現状の課題を発見・分析し、
それを解決することで会社に良い影響を与えていることによる達成感、解決した結果
ますます自分が成長していくことの嬉しさ・楽しさに気づくことが出来ました。

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業務プロセスの理解

ツバイソPSAは、顧客・案件を基軸とした業務プロセスをより効率化するためのシステムのため、
販売プロセス、制作プロセス、調達プロセス、 顧客管理、経費精算、管理会計など
多くの業務に関連する機能が備わっています。

しかし、私は大学生活でも経営学は学んでいなかったので、
社内や会社間でどのような業務が行われているのかという知識は一切ありませんでした。

チュートリアルとテスト作業を通じて、
売上プロセスでは「案件>見積>受注>納品>売上>請求>入金予定」、
調達プロセスでは「調達依頼>見積依頼>発注>検収>仕入経費>支払>支払予定」
といった一連の流れがあることを知りました。

さらに、実際にツバイソPSA上でシステムの利用者として業務を行うことを想像しながら
テストを進めたことで、より深く理解することができました。

学生のうちに「社会では一般的に上記の様な業務プロセスで経済が成り立っている」ことを
学ぶことができたことは、今後社会人としてきっと役に立つと感じました。
そういう意味でも、このテスト作業は非常に得ることの多いタスクだったと感じています。

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