5年、10年と長く使えるERPを選ぶ3つのポイント ── 拡張性・セキュリティ・エコシステム
皆さん、こんにちは。印具です。
今回は、ERPを長期的に活用していくためのポイントについてお話したいと思います。
ERPは、企業の基幹システムとして、5年、10年、あるいはそれ以上の長期にわたって利用されることが一般的です。しかし、経営環境は常に変化しており、それに対応できる柔軟性を持ったERPを選定することが非常に重要です。
では、どのようなERPが長期的な利用に適しているのでしょうか? 私は、以下の3つのポイントが重要だと考えています。

目次
1. 拡張性
ビジネスの成長や変化に対応するため、プラットフォーム自体が拡張性を持つことが重要です。 例えば、
- 新しい事業を始めた際に、必要な機能を柔軟に追加できるか?
- 企業規模が拡大した際に、システムの処理能力を向上させられるか?
- AIなど最新技術に対応し、常に進化し続けることができるか?
といった点を考慮する必要があります。
2. セキュリティ
企業の重要なデータを守るためには、強固なセキュリティ対策が不可欠です。 特に、クラウドERPの場合は、データセンターのセキュリティレベルやアクセス制御、データの暗号化など、多角的な視点からセキュリティ対策を評価する必要があります。
3. エコシステム
プラットフォームの仕様をオープンにし、多くの技術者を育成することで、周辺アプリケーションとの連携を促進するエコシステムを構築することが重要です。 豊富な連携アプリケーションが利用できることは、ERPの利便性を高め、業務効率の向上に大きく貢献します。
これらの観点から、セールスフォースプラットフォームはグローバルレベルで非常に優位性が高いと言えるでしょう。ツバイソでは、セールスフォースプラットフォームを基盤としたERPパッケージを提供することで、お客様の長期的な安定利用を支援しています。
セールスフォースプラットフォームのメリット
- 拡張性が高く、変化に強い
- 強固なセキュリティ対策
- 豊富な連携アプリケーション
- 多くの技術者・ユーザー
ERPの導入は、企業にとって大きな投資です。長期的な視点に立ち、拡張性、セキュリティ、エコシステムを兼ね備えたERPを選ぶことが、企業の成長を支える基盤となります。
この記事について(2026年8月 追記)
この記事は2025年2月に書いたものです。3つのポイントのうち、拡張性の意味が変わりました。この記事を書いた時点では、拡張性とは「足せる余地があるか」でした。ただし従来のERPでは、余地があっても足すのは開発案件で、実際に足せるかどうかは自社に開発の体制があるかどうかに縛られていました。
Tsubaiso Intelligenceでは、項目・画面・承認ワークフロー・業務のロジックの追加をAIが組み立て、組織へ反映する直前に人が承認します。着手前に既存の作りとの競合を診断し、プラットフォームのアップグレード時には加えた拡張を再検証します。拡張性を測る問いが、「足せるか」から「誰が、どれだけの手間で足し続けられるか」へ動いた、ということです。セキュリティとエコシステムの見方は変わっていません。
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ツバイソ株式会社
代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)
公認会計士、税理士
広島生まれ、福岡育ち。中学生の頃からパソコン、プログラミングが好きで、N88-BASICやマシン語に親しむ。大学、大学院では、AI関連技術のニューラルネットワーク、ファジィシステムとともに遺伝的アルゴリズムの改善研究をC言語で行う。
1999年、修士(芸術工学)。日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞「単峰性関数当てはめによるGA(遺伝的アルゴリズム)収束高速化」
インターネットベンチャーを立ち上げるべく、経営の勉強のために公認会計士を取得(公認会計士二次試験2000年合格、登録番号19193)。監査法人トーマツ(Deloitte)を経て、2006年にブルドッグウォータ株式会社の創業、事業開始。
2015年、同社よりRobotERPツバイソ事業を会社分割し、ツバイソ株式会社を設立。

