管理会計を使いこなす ── 利益を最大化する5つの切り口
皆さん、こんにちは。印具です。
今回は、企業経営において欠かせない「管理会計」についてお話します。
管理会計とは、企業内部の経営管理に役立てるための会計情報システムのことです。企業の羅針盤とも呼ばれ、経営者が適切な意思決定を行うために必要な情報を提供します。
管理会計の目的は、ずばり「利益の最大化」です。
企業は、限られた経営資源を有効活用し、最大の利益を上げる必要があります。そのためには、現状を正確に把握し、未来を予測することが重要です。管理会計は、過去のデータや現在の状況を分析し、将来の予測を行うことで、企業の成長をサポートします。
では、具体的にどのように管理会計を活用すれば良いのでしょうか?

目次
- 管理会計で「見える化」する5つのポイント
- マネジメント・コントロールで組織を動かす
- 現場活動のコントロールでムダをなくす
- 管理会計システム導入のススメ
- まとめ:管理会計で未来を創造する!
- この記事について(2026年8月 追記)
管理会計で「見える化」する5つのポイント
管理会計では、様々な切り口で情報を分析することができます。代表的なものを5つご紹介しましょう。
顧客別:顧客の収益性を分析!
顧客別に売上や費用を分析することで、どの顧客が最も収益性が高いかを把握することができます。この情報に基づき、優良顧客へのサービス強化や、収益性の低い顧客への対応策を検討することができます。
案件別:プロジェクトの成功を握る!
案件別に原価や収益を管理することで、プロジェクトの収益性を把握することができます。プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握し、問題があれば早期に改善策を講じることができます。
商品別:売れ筋商品を見極める!
商品別に売上や利益率を分析することで、どの商品が最も収益に貢献しているかを把握することができます。この情報に基づき、売れ筋商品の販売促進や、不採算商品の改善・廃止を検討することができます。
部門別:組織の力を最大限に引き出す!
部門別に業績を評価することで、各部門の貢献度を明確化することができます。部門間の連携を強化し、組織全体の効率性を向上させることができます。
セグメント別:多角化経営を成功させる!
事業セグメント別に業績を分析することで、各セグメントの収益性や成長性を把握することができます。多角化経営において、どの事業に注力すべきかを判断することができます。
マネジメント・コントロールで組織を動かす
管理会計の情報は、マネジメント・コントロールにも活用されます。マネジメント・コントロールとは、組織全体の目標達成に向けて、各部門や社員の行動を統制する仕組みのことです。
管理会計の情報に基づき、各部門や社員に適切な目標を設定し、その達成度を評価することで、組織全体のモチベーションを高め、業績向上を図ることができます。
現場活動のコントロールでムダをなくす
管理会計は、現場活動のコントロールにも役立ちます。現場の活動状況を把握し、ムダをなくすことで、コスト削減や業務効率の向上を図ることができます。
例えば、製造現場における材料のロスや、営業部門における移動時間の削減など、管理会計の情報に基づき、改善活動を進めることができます。
管理会計システム導入のススメ
近年では、クラウド型の管理会計システムが普及しており、手軽に導入することができます。自社の業務内容や規模に合わせて、最適なシステムを選ぶことが重要です。
まとめ:管理会計で未来を創造する!
管理会計は、企業経営において欠かせないツールです。管理会計を活用することで、現状を正確に把握し、未来を予測することができます。
ぜひ、管理会計を導入し、企業の成長を加速させてください!
この記事について(2026年8月 追記)
この記事は2025年2月に書いたものです。5つの切り口を挙げましたが、実際にこれを見ようとすると、従来のERPでは切り口を1つ増やすたびに項目の追加とレポートの作り込みが要りました。情報システム部門やベンダーの順番待ちになり、待てない人はExcelへ落として自分で集計する。その集計はその人しか再現できないので、数字の出どころが増えていきます。
Tsubaiso Intelligenceでは、見たい切り口を業務のことばで尋ねれば、その場で集計して返します。組織のデータ構造と業務上の意味をAIが読んで組み立てるため、項目名を知っている必要はありません。定着させたい見方があれば、項目・画面・集計の追加もAIが組み立て、反映の直前に人が承認します。思いついた角度をその場で確かめられることが、管理会計にとっていちばん大きな変化だと考えています。
あわせてご覧ください。
ツバイソ株式会社
代表取締役 CEO 印具 毅雄(イング タケオ)
公認会計士、税理士
広島生まれ、福岡育ち。中学生の頃からパソコン、プログラミングが好きで、N88-BASICやマシン語に親しむ。大学、大学院では、AI関連技術のニューラルネットワーク、ファジィシステムとともに遺伝的アルゴリズムの改善研究をC言語で行う。
1999年、修士(芸術工学)。日本知能情報ファジィ学会論文賞受賞「単峰性関数当てはめによるGA(遺伝的アルゴリズム)収束高速化」
インターネットベンチャーを立ち上げるべく、経営の勉強のために公認会計士を取得(公認会計士二次試験2000年合格、登録番号19193)。監査法人トーマツ(Deloitte)を経て、2006年にブルドッグウォータ株式会社の創業、事業開始。
2015年、同社よりRobotERPツバイソ事業を会社分割し、ツバイソ株式会社を設立。

